2008年03月16日

クローズテストの効果

多読をすすめる先生方が、その成果をためすものとして
紹介しているのが、クローズテストです。
クローズは「close」 ではなく、「cloz」だそうです。

以前から、どんなものか見たことはあったのですが
昨日、初めてそのテストをやる機会がありました。
文章のなかに、いくつも、かっこが抜かれていて
そこを、前後や文全体を読んで、埋めていきます。
昨日の文章は「The Fall of Freddie the Leaf」
葉っぱのフレディです。

クローズテストの特徴は、通常、学校英語のテストであれば
かっこがぬかれるであろう、という動詞や文法的の箇所には
限定されていません。
単語5個おき、7個おき、というように
機械的に、かっこがはいります。
冠詞もあれば、動詞もあり、何でもかっこの対象になります。
実は、このテストを見ているだけの時には
あまり、意味があるようには、思えなかったのです。
生徒にも、とっつきにくいように思えました。

しかし、やってみるとこれが、難しく、そして楽しいのです。
まず、ありがちな、答えは通用しませんので、
前を読んだり、戻ってみたり、全体を見渡さないと正解できません。
文章の時制はもちろん、使われれている言葉の種類や
物語が持つ空気感も読みとらなければいけません。

実際のテストは、こんな感じです。

Spring comes. Freddie,the leaf , was born on a branch of a tall tree.
Hundreds of leaves were ( ) on the tree. They ( ) all friends.
Together they ( ) in the breeze and ( ) in the sun.

このあと、まだまだ続きます。
文章を味わいながら、正解の語句を考えることができます。
クイズの楽しさと読書の面白さが合体しています。

こういう問題の解ける生徒に育てたい、
そのように指導しなければ、と強く思いました。
そして、その方法こそが上達の近道でもあると
確信しました。
そのためには、学校英語のぶつ切りにされた知識ではなく、
トータルな語感を養う必要があります。
そのためには、やはり、多読でしょうね。

さて、こどもたちに、何を読み始めてもらおうかな。
指導者にとって、楽しい方法はきっと子どもたちにも
楽しいはずですね。



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